有痛性外脛骨障害
- 運動後や歩行時に内くるぶしの前あたりが痛む
- 土踏まずのやや上が腫れている、 押すと強く痛む
- 整形外科で「有痛性外脛骨」と診断されたが、湿布や安静のみで改善しない
- 部活やスポーツの練習を休めないため、 早く良くなりたい
- 足のアーチが崩れている、 扁平足と言われたことがある
有痛性外脛骨障害でお困りの方は、
堺市南区のはやし整骨院にご相談ください!!
有痛性外脛骨障害になってしまう原因は?
外脛骨とは、
足の内側、舟状骨と呼ばれる骨の近くにある過剰骨(正常な骨以外に生じる骨)で、
多くの人に存在しますが、必ずしも痛みが出るわけではありません。
問題は、足の内側に負担がかかり続けることで、
この外脛骨が炎症を起こしてしまうことです。
主な原因としては以下のようなものが挙げられます。
・偏平足傾向による足のアーチ機能の低下
・激しいスポーツや繰り返しのジャンプ、ターン動作
・靴の不適合(足に合っていないシューズ)
・足首や股関節の柔軟性不足、使い方のクセ
つまり、「外脛骨があるから痛む」のではなく、
「足全体のバランスが崩れているから痛みが出ている」のです。
有痛性外脛骨障害が改善しない理由は?
有痛性外脛骨障害がなかなか改善しない最大の理由は、
「患部だけを見てしまっている」ことにあります。
一般的な対応として、安静・湿布・インソールなどが処方されることがありますが、
それだけでは根本的な解決には至らないケースが多いです。
なぜなら、そもそもの原因は足のアーチ機能の低下や身体の使い方にあるからです。
さらに、痛みを我慢しながらスポーツを続けてしまうことで、
足の構造に悪影響を及ぼし、慢性化や再発のリスクが高まります。
痛みの出ている場所だけでなく、
全身のバランスや動きのクセに目を向ける必要があります。
有痛性外脛骨障害の施術方法は?
当院では、以下のようなステップで施術を進めていきます。
1.詳細な評価とカウンセリング
まずは足の形状、柔軟性、荷重のかかり方、
歩行・ランニング動作などを丁寧にチェックします。
外脛骨の炎症の程度だけでなく、膝や股関節の連動、姿勢の崩れも含めて評価します。
2.炎症の鎮静と局所ケア
初期の痛みが強い場合は、超音波やアイシングなどの物理療法で
炎症を抑えます。また、筋緊張の強い箇所(後脛骨筋など)に対して
手技療法を行い、負担を軽減します。
3.足部のアーチ機能の改善
足裏のアーチを支える筋群(足底筋群、後脛骨筋など)を
活性化させるトレーニングを行います。必要に応じて、
テーピングや矯正インソールの使用も併用します。
4.全身の動作改善
足首の硬さや膝・股関節の連動不足がある場合、
それらの可動域を広げる施術や、自宅でもできるエクササイズの指導を行います。
姿勢や歩行フォームを見直すことで、再発防止にもつながります。
「痛みを取る」だけでなく、
「痛みを繰り返さない身体づくり」を目指すことが、
当院の方針です。
有痛性外脛骨障害が改善するまでの期間は?
回復までの期間は、症状の強さや日常・スポーツでの負荷の程度によって異なります。
軽度の場合、早ければ2〜3週間で痛みが軽減し、
スポーツ復帰が可能となるケースもあります。
一方で、痛みを我慢しながら長期間過ごしていた場合は、
改善までに1〜2ヶ月以上かかることもあります。
大切なのは、「痛みがなくなること」と
「再発しない身体になること」の両方を意識することです。
そのためには、施術だけでなく、
普段の姿勢・使い方・靴の選び方なども含めて
トータルに見直す必要があります。
当院では、患者様一人ひとりに合わせた施術計画を立て、
スポーツを頑張るお子様や日常生活に不安を感じる方の
早期回復と再発予防を全力でサポートいたします。