橈骨遠位端骨折(手首骨折)


- 転倒して手をついたあと、手首が腫れて痛む
- 病院で「骨折」と言われたけど、ギプスだけで不安が残る
- 手首の曲げ伸ばしがつらく、家事や仕事がしづらい
- 痛みは和らいできたが、手の動きや握力が戻らない
- 手術後のリハビリに不安があり、整形外科以外でサポートを受けたい
橈骨遠位端骨折(手首骨折)で
お困りの方は、堺市南区の
はやし整骨院にご相談ください!!
橈骨遠位端骨折になってしまう原因は?
橈骨遠位端骨折は、前腕の2本ある骨のうち、
親指側の橈骨(とうこつ)の先端に近い部分が折れるケガです。
転んだときに反射的に手をつくことで発生することが多く、
以下のような状況で起こります。
段差でつまずいて手をついた
自転車や階段から転倒して受け身をとった
スポーツ中に不意に転倒し、手を伸ばして衝撃を受けた
高齢者が骨粗しょう症の影響でわずかな衝撃でも骨折してしまう
特に女性の高齢者に多く見られますが、
若年層でも転倒の仕方によっては起こり得ます。
手首をつく力がそのまま骨にかかることで、
骨が折れるだけでなく、関節面がずれたり、
尺骨(小指側の骨)にも影響が出ることがあります。
橈骨遠位端骨折が悪化する理由は?
この骨折がやっかいなのは、
「痛みが軽くなる=治っている」と誤解しやすい点にあります。
放置や不適切な処置で悪化する理由は、主に以下のような点です。
1. 骨のズレを放置すると変形治癒につながる
2. 手首は日常的に使うため、安静を保つのが難しい
3. 関節面のズレにより、将来的に関節痛や動作障害が出る
4.手術後に十分なリハビリを行わないと、可動域が狭くなる
橈骨遠位端骨折では、骨がただくっつくだけでは不十分です。
「正しい位置に戻す」「可動域を確保する」「痛みなく使える」
ことが大切であり、施術の質とその後の管理が回復の鍵になります。
橈骨遠位端骨折の施術方法は?
当院では、橈骨遠位端骨折に対して、以下のような段階的な施術を行っております。
- 初期評価と連携医療機関での画像診断の提案
手首の状態を視診・触診・徒手検査などで丁寧に確認し、
骨折の疑いがある場合には、提携の整形外科へ迅速にご案内し、
レントゲンやCTなどでの画像診断を受けていただきます。
- 固定処置(保存療法の場合)
骨折の程度に応じて、整復(ずれた骨を元に戻す処置)を行い、
専用のシーネやギプスでしっかりと固定します。
安定性と日常生活のバランスを考慮した固定法を選びます。
- 中期〜回復期のリハビリ施術
固定期間終了後、固まった関節や弱くなった筋肉に対して
手技療法、運動療法、関節モビライゼーションなどを実施。
可動域・筋力・握力の回復を目的とします。
- 術後リハビリのサポート(手術を受けた方も対応可)
整形外科での手術後に当院へ通っていただく方も多くいらっしゃいます。
医師の方針と連携しながら、過度な負担をかけずに段階的に日常生活へ戻れるよう、
施術・アドバイスを行います。
- 再発予防・生活動作の改善指導
「もう骨がついたから大丈夫」と油断して再発する方も少なくありません。
当院では、身体の使い方や生活習慣を見直すアドバイスも含め、
予防的な指導を大切にしています。
橈骨遠位端骨折が改善するまでの期間は?
橈骨遠位端骨折の改善期間は、一般的に6〜8週間の固定が必要で、
その後に2〜3か月間のリハビリが推奨されます。
スポーツや重労働への完全復帰には、
3か月〜半年程度を要することもあります。
ただし、以下の条件で回復速度や結果に差が出ます。
★骨折の重症度(関節面の損傷の有無)
★整復・固定の精度
★適切な時期にリハビリを開始できたかどうか
★年齢や骨密度、筋力の状態
当院では、画一的な施術ではなく、
一人ひとりの骨折の状態と生活環境に合わせて計画的なアプローチを行い、
できる限り早く、そして安全に回復できるようサポートいたします。
橈骨遠位端骨折は、「治ったつもり」が後遺症を招くケガです。
早期の判断と、固定からリハビリまで一貫した施術がとても重要です。
手首の痛みや腫れが続いている方、
リハビリ先を探している方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
あなたの「使える手首」を取り戻すお手伝いを全力でさせていただきます。











