弾発股
- 股関節を動かすと音が鳴る
- スポーツをやっていて股関節がパキパキ鳴り、痛みが出てきた
- 体重を股関節に乗せると、ゴリっと鳴る
- 臀部が張って股関節が痛む
- 走ると股関節が痛む
弾発股でお困りの方は
堺市南区のはやし整骨院にご相談ください!!
弾発股とは?
弾発股には内側型、外側型の二種類があり、外側型に比べて内側型は少ないと言われます。
音が鳴るだけで、痛みの出ない弾発股の方も多いですが、運動負荷がかかると痛みが出てきて発症に至るケースが多いです。
①股関節内側型
股関節の屈曲伸展動作で腸骨の腸恥隆起、もしくは大腿骨頭部で腸腰筋が引っかかり
股関節に弾発が生じます。
②股関節外側型
股関節を動かすと大転子外側に「ボコッ」と音がしてずれる感じがする現象をいいます。
股関節外側にある大腿筋膜張筋(腸脛靱帯)が大腿骨の大転子に引っかかるときに音が鳴ります。
これは股関節周辺の筋肉や腱が硬くなって起こります。
弾発股の原因は?
弾発股になる原因のほとんどはオーバーユース(使い過ぎ)によるもので、スポーツによる使い過ぎや仕事で身体を酷使して痛める方が多いです。
又は先天性に股関節の形状に問題がある方もなりやすく、大腿筋膜張筋、大臀筋や中臀筋が硬くなることでより股関節の動きが悪くなり大転子の部分で筋肉や腱と骨が擦れることにより痛みが出たりします。
弾発股の症状とは?
症状のない時より股関節を動かすとパキパキ、またはゴリゴリ音が鳴るオーバーユース症候群のひとつであり、スポーツや仕事で股関節に負荷がかかる超過労働により発症します。
股関節を動かすとパキパキやゴリゴリといった骨と筋肉や腱が擦れるような音がする疾患です。
音がなる理由は、股関節回りの筋肉や腱が骨と擦れるため音が鳴ります。
初期の段階では音が出ないようなケースもあり、何か引っかかる様な感覚だけを感じることもあります。
その状態で何度も繰り返し動かすことで、筋肉や腱が骨と擦れることになり、その部分が炎症を起こし痛みが出るようになります。
弾発股の治し方は?
病院では消炎鎮痛剤の服用と治るまで安静が求められます。
安静期間が十分でないと、再び股関節部に炎症が起きて弾発股を再発することもありますので、十分な休養をとることが大切です。
当院では弾発股の痛み症状を引き起こす、腸腰筋や大腿筋膜張筋、腸脛靭帯などの肥厚や短縮、筋膜の異常を回復すると同時に、骨盤や股関節矯正を行い再発防止の為の施術を行います。
例えば弾発股の外側型に効果のあるツボとして考えているのが、足三里と陽陵泉です。
足三里は膝の前下方、前脛骨筋にあるツボで、陽陵泉は膝の外側、腓骨頭の真下に位置しています。
それらを鍼刺激や灸刺激を加え、身体に反応させることで回復を促します。
そして弾発股を回復する為のストレッチもオススメしています。
以下のようにしてみてください。
➀両足の裏を合わせて、股関節を開く
➁あぐらをかくような姿勢で股関節を開いたまま上半身を無理の無い程度にゆっくり前に倒す
③呼吸をしながら15秒数える
この流れを「3セット」行うことで股関節の動きがスムーズになり、弾発股の改善にも効果がでてきます。