五十肩(肩関節周囲炎)

  • 痛くて腕が上がらない
  • 痛くて背中に手が回せない
  • 夜になると肩が痛くて眠れない
  • 服が痛くて着れない
  • 痛くて頭が洗えない

五十肩(肩関節周囲炎)に関するお悩みは五十肩を得意とする堺市南区のはやし整骨院に起こしください!!

五十肩(肩関節周囲炎)って?

五十肩(肩関節周囲炎)とは肩の関節が痛んで、関節可動域が悪くなり肩が動かせなくなる疾患です。

四十肩と呼ばれることもあり、中・高年以降、特に50歳代の方に多く発症する疾患です。

人によって原因・症状は色々ですが、多くの場合、服を着る、後ろに手を回す、洗濯物を干す動作をするなど日常生活の中で肩の関節を動かしたときに強い痛みを感じる運動痛や、夜中に肩~腕にズキズキとした痛みを感じてひどいときには眠れないなどの夜間痛や痛みのせいで目が覚めるなどの不眠症が出たりします。

年齢を重ねることで、肩の関節を作っている骨や軟骨(関節唇)、靭帯や腱などに炎症が起きることが主な原因だといわれています。その後炎症が治まるのに合わせて痛みも軽くなりますが、炎症によって肩の関節とその周辺(軟部組織)がくっついてしまう(癒着)と関節の動きが悪くなることもあります。

 

どんな症状なの?

特に大きなきっかけがなく肩に痛みが発生し、その後数週間~数か月かけて徐々に、あるいは急速に痛みが増します。

はじめは「なんとなく肩に違和感がある」程度であったものが、「夜寝ていて痛みで起きてしまう」じっとしていても「ズキズキする」などの強い症状を発することが多いです。

人によっては痛みのために1,2時間以上眠れないという状態が数か月から1年以上続くこともまれではありません。

病気が進行すると関節包に線維化(固くなること)が進み、肩の動かせる範囲が著しく狭くなってしまいます。

このために、腕が胸より上にあげられない、手を後ろに回せない、顔が洗えない、寝返りが打てない、など色々な症状を呈し、生活がしづらくなります。

 

 

どうすればいいの?

「運動療法」をメインにしたリハビリを行います。ストレッチや振り子運動は肩関節の緊張をゆるめ、痛みの緩和と、関節の可動域を広げる事を目的とします。

四十肩、五十肩はどちらか一方に発症する事が多いので、痛みのない側の予防策としても日々取り入れていく事が望ましいです。

「温熱療法」は、ホットパックや、マイクロ波、遠赤外線といった機器を使った施術がありますが、自宅では入浴や蒸しタオル温湿布、カイロなどを使い温める方法があります。

ただ、温湿布は人によって皮膚かぶれを起こすことがある為、長時間同じ場所に貼る事は避け、入浴後は30分以上空けてから貼り直すことで、かぶれを防ぐことができます。

また、温湿布の薬効が残った状態で入浴するとヒリヒリすることもあるので、入浴の1時間前には剥がすようにしましょう。

四十肩、五十肩で痛みが激しく、熱を持っているような場合には、炎症を抑える「アイシング」を行います。

これは氷水などを使うのですが、凍傷を起こす可能性もある為、寝ながらのアイシングはせずに起きているときに患部を擦りながら行います。

寝ながらの場合には、冷湿布を使いましょう。

ただ、長い時間冷やし続けてしまうと筋肉が硬くなるので、痛みが軽くなったら温熱療法に切り替え血行を良くします。

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執筆者:柔道整復師・鍼灸師・
あん摩マッサージ指圧師
はやし整骨院・鍼灸院 代表 林 高光

はやし整骨院・鍼灸院 代表 林 高光

私が柔道整復師の仕事に興味を持ったのは、高校生の頃のことでした。
同じく柔道整復師だった父の 「この仕事は素晴らしいよ。患者さんからの感謝の気持ちがダイレクトに伝わってきて、本当にやりがいがある」 という言葉を言われ感動した思い出があります。
父の言葉はとても重く、私もいつしか父のように、人のためになる仕事がしたい、と思うようになりました。

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