変形性股関節症
- 股関節が左右同じように開かない
- 病院で治らないと言われ、手術しかないと言われた。
- 股関節が痛く生活や趣味に支障が出ている
- 股関節の付け根がとても痛む
- 座ると時や立ち上がるときなどに痛みが出る
堺市南区のはやし整骨院にお任せください!!
変形性膝関節症の原因は?
一般的には股関節の使いすぎなどの老化現象により関節軟骨が変性し発症します。
しかし発症の基盤として日本人の約99%が基礎疾患を有した方が発症するといわれており、特に女性に多い傾向です。
その背景として乳児期の布・紙おむつを当てる際に過度に足を伸ばして行うことや誤った抱っこが増えると「先天性股関節脱臼」になる可能性が高くなります。
また股関節を形成する寛骨臼(臼蓋)の骨化が不十分であると「臼蓋形成不全」と診断されますが子宮内での胎児の肢位が影響するといわれており予防は不可能とされています。
「臼蓋形成不全」は30代から40代頃にかけて股関節に痛みが徐々に現れてきます。
それまで気づかずに過ごされることも多く症状が悪化してから診断を受ける方が多いのも特徴です。
変形性股関節症の約8割は「臼蓋形成不全」から症状が悪化して股関節に痛みや骨棘、関節が硬くなるなどが起きます。
どんな症状なの?
股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。
関節症が進行すると、その痛みが強くなり、場合によっては持続痛(常に痛む)や夜間痛(夜寝ていても痛む)に悩まされることになります。
一方日常生活では、足の爪切りがやりにくくなったり、靴下が履きにくくなったり、和式トイレ使用や正座が困難になります。また長い時間立ったり歩いたりすることがつらくなりますので、台所仕事などの主婦労働に支障を来たします。階段や車・バスの乗り降りも手すりが必要になります。
どうすればいいの?
関節は一生に一個しかありませんので、本症と診断されたらまず負担を減らして大事に使うということが大切になります。
初期のうちでしたら、どのような使い方をすると痛みが強くなるか良く自分自身の関節の調子を観察していただき、“日常生活”と“痛みを悪くしない使い方”をよくマッチさせることが大切です。痛み止めの薬を使うことも選択肢に入りますが、できれば調子の悪い時やどうしても負担をかけなければならない時に限定して使うほうが良いと思います。またもし過体重があるようでしたらダイエットも考えてください。心理的抵抗がなければ杖の使用もお薦めします。
股関節症と変形性股関節症の改善法として、はやし整骨院では身体全体のバランスを見ていきます。
変形された股関節の形状は元に戻すことはできません。しかし、今以上症状を進行させないようにするためには、股関節に負担になっている動きや、歪みを改善していかなければなりません。
股関節痛では、背骨や骨盤の歪み、足首や膝関節の動きを正常に戻してあげることにより、股関節は改善されていきます。
変形性股関節症でも同じく、本来、股関節に負担のかからない姿勢や状態になっていれば例え変形があったとしても、痛みが現れることは少ないのです。
現に、レントゲン上では変形性股関節症でも痛みが出ていない方々はたくさんいらっしゃいます。
状態に合わせた力で股関節の位置や周りの関節の位置を調整していきます。
強いすぎる刺激はかえって関節を大きく歪ませてしまうことが多いので、特に股関節の施術に関しては控えなければいけません。
一方、痛みがあるとどうしても歩かなくなり筋肉が衰えてしまいますので、できれば水中歩行や水泳(平泳ぎを除く)を週2,3回行っていただくと理想的です。運動療法はその他の方法もありますが、運動療法はどうしても疼痛を誘発してしまう可能性がありますので、慎重に始めて徐々に強度を高めていくことがポイントです。
これらの保存療法や手技療法でも症状が取れない場合は手術療法を考えます。初期のうちでしたら自分の骨を生かして行う骨切り術の適応ですし、関節の変形がすすんでいる場合は人工股関節手術の適応となります。