十字靱帯損傷
- 膝が腫れている
- 膝が抜けるような感じがする
- 膝の不安定感がある
- 膝が曲げ伸ばししにくい
- 膝に痛みがある
十字靱帯損傷でお困りの方は
堺市南区のはやし整骨院に
ご相談ください。!!!
十字靱帯とは?
大腿骨と脛骨の間(膝関節)にある靱帯で、前十字靱帯と後十字靱帯があり太くてとても強力な靱帯です。
前十字靱帯は大腿骨外側から脛骨前へ付着しており、脛骨が前にずれないように制御。
後十字靱帯は大腿骨内側から脛骨後ろへ付着し、脛骨が後ろにいかないようにしています。
十字靱帯損傷の原因は?
主な受傷原因は、ジャンプの着地の際、ダッシュの急な方向転換、急停止などです。
これらの動作を行うと大腿骨が脛骨に対して前後にずれたり捻じる力が発生し受傷の機序となってしまいます。
なので、バスケットボール、バレーボール、テニス選手等に多くみられます。
そういった非接触の損傷もあれば、直接の接触で損傷することもあります。
アメフトやラグビーといったコンタクトスポーツ、時には交通事故でも起こる疾患です。
十字靱帯損傷の症状は?
損傷時には「ブチィ」「パンッ」というような断裂音が聞こえることもあり、強い痛みが走ります。
その後膝関節内への出血で膝が腫れ、炎症を引き起こします。
痛みが少しずつ引いてきても水が溜まっていたり、膝の不安定感、膝に力が入らないといった症状が残存することも多いです。
十字靱帯損傷の治し方は?
損傷の程度にもよりますが、軽い物であれば数週間もすれば普通に歩いて生活を送れるようになります。
完全断裂になると保存療法では完治が難しく手術の適応になります。
この手術は自分の身体から別の靱帯をとってきて十字靱帯に移植する「十字靱帯再建術」が一般的に行われています。
内視鏡による低侵襲の手術なのでリスクは低いです。
しかし、スポーツ選手などで膝の負担を掛ける人でない場合はこの限りではありません。
症状が改善してきたらそれでOKではなく、膝の安定性を高めるために周囲の筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス等)の強化やストレッチを行うと安定感が増し、QOLも向上します。