半月板損傷

  • 膝を曲げたり伸ばしたりすると痛みを感じる
  • 急に膝が動かなくなり歩くのが難しくなった
  • 整形外科で施術を受けているが良くならない
  • 正座や和式トイレがうまくできない
  • 階段の登り降り時に痛みがある

半月板損傷でお悩みの方は、一人で悩まず

 

ぜひ、堺市南区のはやし整骨院まで気軽にご相談ください!!

半月板損傷とは?

半月板の役割

半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある線維軟骨です。

内側と外側のそれぞれにあり、膝にかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したり膝関節を安定させたりする役割があります。

半月板は主に線維軟骨とコラーゲンでできている三日月型の組織で、膝の外側と内側に一つずつあります。

半月板損傷は、膝関節内にある半月板に亀裂が生じたり、欠けたりしたりして膝の痛みや不安定感などの症状を認め、若年者から高齢者まで発症し、慢性化すると変形性膝関節症を引き起こす可能性もあるため、将来的には軟骨損傷の原因となってしまいます。

また、半月板に含まれる水分は加齢とともに減少し、そのクッション性は低下してゆきます。そのため、高齢者では長年使用してきた半月板が擦り切れて膝の痛みの原因となることがあります。

また、断裂した半月板が膝関節に挟まるこで急に膝の曲げ伸ばしができなることもあり、そうなると膝の動きにも支障が生じます。

半月板損傷が起こると、痛みが起こるのですが実は痛みが発生しているのは半月板ではありません。痛みの原因は、大きくわけて「筋収縮」と「炎症」によるものです。

半月板損傷により、半月板としての機能が損なわれて時間が経過すると、その間に軟骨に大きな負担がかります。

注意すべきは、この軟骨のすり減りが原因として変形性膝関節症を発症してしまう可能性があることです。

そのため半月板損傷が発症した場合には、放置することなく施術を行い、膝を正常な状態に回復させることが大切になります。

半月板損傷を放置し、変形性膝関節症に移行するとさらに重篤な症状へとつながり、更には人工関節という可能性すらありえます。

半月板損傷を発症したら早めに治すために行動を起こしましょう。ついては、病院、医療機関の整形外科等で診断を受け、施術を始めることが大切です。

 

半月板損傷の原因は?

スポーツなどの怪我から生じる外傷と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する変性とがあります。

前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。

半月板は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。

 

改善するにはどうすればいいか?

半月板損傷の主な施術法には、保存施術と手術療法があります。

保存療法には安静、運動療法、鍼灸施術、抗炎症薬などの薬物療法、リハビリテーションなどを行います。

保存療法を行っても痛みや引っかかり感、ロッキングなどの症状が続く場合には手術を行います。

手術療法としては断裂部位の幅が1センチ以上と大きい場合や自然治癒が期待できない場合は、手術療法が検討されます。

手術法には、損傷した部分を切り取る切除術と、損傷した部分を縫い合わせる縫合術の2種類があります。通常は関節鏡を使った鏡視下手術を行います。

半月板には、軟骨にかかるストレスを減らす重要な役割があるため出来る限り温存する(残す)ことが重要です。

以前は、半月切除術が主な施術法とされていましたが、半月切除後に長期間経過観察すると程度の差はあれ必ず関節軟骨が傷むことから、現在では温存を目的とした施術が重要視されています。

実際の施術としては、運動療法や足底板、鍼灸施術、ヒアルロン酸の関節内注射などの保存療法か、関節鏡(1cmの小さな切開が2つで手術が可能です)を用いての半月切除術や修復術(ラスピング、縫合術)などの外科的施術が選択されます。

症状および検査(MRI)結果が軽症で、特に血流がある部位の損傷の場合は保存療法が有効です。

血流がない部位の損傷で、半月板が痛みや引っかかり感の原因になっている場合には半月切除術を行いますが、半月板には重要な荷重分散の役割がありますから切除範囲は最小限として全切除は避けるべきです。

特に中高齢者で0脚の場合は、加齢によって内側半月に変性断裂が多々みられますが、安易に切除術を選択すべきではなく、まずは足底板や鍼灸施術、運動療法、薬物療法からなる保存療法を開始すべきです。

スポーツ復帰までの期間は、半月切除術で術後2~3ヶ月、縫合術では術後4~6ヶ月のリハビリが必要です。

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執筆者:柔道整復師・鍼灸師・
あん摩マッサージ指圧師
はやし整骨院・鍼灸院 代表 林 高光

はやし整骨院・鍼灸院 代表 林 高光

私が柔道整復師の仕事に興味を持ったのは、高校生の頃のことでした。
同じく柔道整復師だった父の 「この仕事は素晴らしいよ。患者さんからの感謝の気持ちがダイレクトに伝わってきて、本当にやりがいがある」 という言葉を言われ感動した思い出があります。
父の言葉はとても重く、私もいつしか父のように、人のためになる仕事がしたい、と思うようになりました。

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