突き指（掌側板損傷）
- 指先をぶつけた後から関節が曲がったまま伸ばしにくい
- 指を動かすと痛みが走るが、腫れや内出血は目立たない
- 以前に突き指をしてから、なんとなく違和感が残っている
- スポーツ中に突き指をしてしまったが、すぐに復帰したい
- ただの突き指だと思っていたが、症状がなかなか治まらない
突き指（掌側板損傷）で
お困りの方は、堺市南区の
はやし整骨院にご相談ください!!
突き指（掌側板損傷）になってしまう原因は？
突き指というと、外から強く指を押し込まれた際に
起こる軽い怪我という印象が強いかもしれません。
しかし、実際には関節内にある掌側板という軟部組織が引き伸ばされ、
断裂や部分的な損傷を起こしていることが多くあります。
掌側板は、指の関節が反対方向に反りすぎないように
ブレーキをかける役割をしています。スポーツ中のボールキャッチや、
転倒して指を突いた際などにこの掌側板が引き伸ばされて損傷することで、
関節の不安定性や痛みが生じるのです。
突き指（掌側板損傷）が悪化する理由は？
「突き指は引っ張れば治る」
「そのまま様子を見ていれば自然に治る」
といった民間の誤解が、掌側板損傷を悪化させる原因になることがあります。
実際には、損傷した掌側板を無理に動かすことで、
さらに組織が伸びきってしまい、関節が不安定になるリスクが高まります。
特に指を強く引っ張る行為は、回復どころか逆効果になりかねません。
また、適切な固定を行わないまま日常生活を送ってしまうと、
傷んだ組織が不完全な状態で治癒し、
後々の違和感や指の変形につながることもあります。
.突き指（掌側板損傷）の施術方法は？
当院では、突き指の初期評価の段階から「掌側板損傷」の可能性を考慮し、
関節の安定性や痛みの出方、可動域などを丁寧に確認します。
施術の流れとしては以下のような形で進めます。
- 評価と説明
損傷の程度を評価し、掌側板に関連する組織（側副靱帯や関節包など）
も含めた状態をお伝えします。
- 初期固定
損傷直後は関節を一定の角度で固定し、
掌側板に無理な力が加わらないように保護します。
当院では専用のアルミ副子やテーピングを使用して、
機能を損なわずに固定する方法を採用しています。
- 炎症期の管理
超音波などの物理療法を取り入れ、炎症や腫脹を早期に抑えるアプローチを行います。
- 回復期のリハビリ
痛みが和らいできた段階で、関節可動域を広げるための
軽い運動や手技療法を行います。再発防止のため、
関節の安定性を高めるためのトレーニングも指導いたします。
患者様の生活スタイルやスポーツ復帰の時期などに応じて、
無理なく段階的に回復をサポートしていきます。
突き指（掌側板損傷）が改善するまでの期間は？
損傷の程度や受傷からの経過日数によって異なりますが、
軽度の掌側板損傷であれば1〜2週間程度の固定期間と、
2〜4週間のリハビリで日常生活への支障がほとんどなくなるケースが多いです。
しかし、損傷から時間が経っている場合や、
関節の不安定性が強い場合には回復まで1〜2か月以上かかることもあります。
早期の施術開始が、回復のスピードと指の機能回復に大きく影響します。
突き指を「軽いケガ」と甘く見ず、
専門的な評価と施術を受けることで
後遺症のリスクを最小限に抑えることができます。
指の違和感が少しでも残っている方、
他院では改善が見られなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。
