上腕骨頚部骨折
- 肩を強くぶつけた後、腕が上がらない・ 力が入らない
- 転倒して肩を打ち、動かすだけで激しい 痛みがある
- 整形外科で「骨折」と診断されたが、 ギプスや湿布だけで不安
- リハビリを始めたが、肩の動きが戻らない・ 痛みが長引いている
- 高齢の親が骨折後に動かさず、 肩が固まってしまいそうで心配
上腕骨頚部骨折でお困りの方は、
堺市南区のはやし整骨院にご相談ください!!
上腕骨頸部骨折になってしまう原因は?
上腕骨頸部骨折とは、肩と腕をつなぐ上腕骨の「首」部分が折れる骨折です。
高齢者が転倒して手や肘をついた際や、
交通事故・スポーツでの衝撃などが主な原因です。
特に高齢者では骨密度の低下により、軽い転倒でも骨折することがあります。
また、若年層でも転倒やラグビーなど接触の多いスポーツで発生します。
重要なのは、骨折の程度やズレの有無によって治療方法が変わることです。
レントゲンやMRIなどでの正確な診断が不可欠ですが、
その後の整復や可動域訓練の質も回復に大きく関わってきます。
上腕骨頸部骨折が悪化する理由は?
骨折自体は時間の経過とともに癒合しますが、
問題は**「その間に動かさなすぎる」ことと、「動かしすぎて悪化させる」こと**
のバランスです。
骨折後に適切な固定をせずに動かしてしまうと、骨がズレてしまい、
変形治癒や関節拘縮を起こすリスクがあります。
逆に、ずっと安静にしすぎると、筋力が低下し、肩の関節が固まってしまいます。
また、高齢の方や運動習慣がない方では、
血流の低下や関節の癒着が起きやすく、改善までに時間がかかることも。
だからこそ、骨が安定してきたタイミングでの適切なリハビリが非常に重要なのです。
上腕骨頸部骨折の施術方法は?
当院では、まず整形外科での診断を優先し、骨折の状態を明確にした上で、
医師の指導に基づいて施術を行います。
骨折の初期段階では、患部を動かさずに周囲の筋肉の血流を促す施術を行います。
これにより、腫れや痛みの軽減を図るとともに、回復を早める土台を作ります。
その後、骨の癒合が進んできたタイミングで、
肩関節の可動域訓練や筋力維持を目的とした施術をスタート。
柔道整復師としての知識と技術を活かし、
患者様の状態に合わせて段階的にサポートします。
手技による関節の調整
テーピングや物理療法によるサポート
自宅でもできる運動指導
これらを組み合わせることで、「痛みの軽減」と「動きの回復」の両立を目指します.
上腕骨頸部骨折が改善するまでの期間は?
骨折の程度や年齢、日常生活での負担などにより差はありますが、
一般的には骨の癒合に約6〜8週間かかります。
その後、可動域の回復や筋力の再生に1〜3か月程度必要です。
つまり、完全な回復には3〜4か月を目安にしておくと良いでしょう。
ですが、適切な施術とセルフケアを行うことで、回復期間を短縮し、
後遺症を残さずに済む可能性が高まります。
当院では、途中経過の確認や身体の変化に合わせたリハビリの調整を大切にしています。
痛みが取れただけでなく、日常生活や仕事に安心して復帰できる状態を目指して、
丁寧にサポートしていきます。
ご不安なことがあれば、どんな小さなことでもご相談ください。
上腕骨頸部骨折は、「ただ治す」だけではなく、「元の生活に戻す」ことが大切です。
当院では、患者様一人ひとりに合わせた施術とアドバイスで、
しっかりと回復まで寄り添います。