ジョーンズ骨折


- 足の小指側(外くるぶしの少し前)が腫れて痛む
- スポーツ中に足をひねった後、体重をかけると激痛が走る
- レントゲンで骨にヒビがあると言われたが、処置がよくわからない
- 試合や練習に早く復帰したいが、再発が不安
- 手術は避けたいが、きちんと治したい
ジョーンズ骨折でお困りの方は、
堺市南区のはやし整骨院にご相談ください!!
ジョーンズ骨折になってしまう原因は?
ジョーンズ骨折とは、第5中足骨(足の小指の付け根)の基部と
中央の境目で起こる骨折を指します。
この部位は、足の構造上、血流が少なく骨癒合しにくい
“治りにくい骨折”として知られています。
主な原因は以下の通りです。
スポーツ中の急な方向転換(バスケ・サッカー・テニスなど)
ジャンプの着地で足をひねる
ランニング中の過度な負担の繰り返し
不適切なシューズや足のアライメント不良
つまり、
**瞬発的な負荷だけでなく、長期的な使い過ぎ(オーバーユース)**
でも発症します。疲労骨折の一種として、
学生アスリートや運動習慣のある社会人に多くみられます。
ジョーンズ骨折が悪化する理由は?
ジョーンズ骨折が厄介なのは、
「痛みを我慢すれば動けてしまう」ことにあります。
初期には骨がずれていないため、
歩けることも多く、痛みを軽視して無理を続ける方が少なくありません。
悪化の原因は主に以下の3つです。
- 血流が少ない部位で自然治癒力が弱い
- 日常的に負担がかかり続ける足の構造上、安静を保ちにくい
- 初期段階では捻挫と誤診されやすく、適切な固定がされない
この結果、偽関節(骨がうまくくっつかず関節のように動いてしまう状態)に
なるリスクがあり、一度悪化すると手術が必要になることもあります。
だからこそ、早期の判断と確実な固定・安静が非常に重要です。
ジョーンズ骨折の施術方法は?
当院では、ジョーンズ骨折の施術において以下の4つのポイントを大切にしています:
- 正確な評価と必要に応じた医療機関との連携
初期の段階でしっかりと徒手検査や視診・触診を行い、
骨折の疑いがあれば病院での画像診断(レントゲン、MRIなど)を速やかにご案内します。
- 患部の徹底的な安静と固定
骨癒合を妨げないために、専用の固定具(ギプスやシーネ)を
使用して患部を安定させます。歩行時の負荷も最小限に抑えるよう、
松葉杖の使用指導なども行います。
- 回復期の運動療法と荷重指導
固定期間が終わった後は、硬くなった関節の柔軟性を戻すリハビリを行い、
再発を防ぐための足部アライメントやバランス訓練も取り入れます。
- 再発防止に向けた足底環境の整備
足の構造に問題がある場合は、インソールの提案や靴の選び方など、
日常生活に根差したサポートも行います。
保存療法で治癒を目指す方のサポートに力を入れていますが、
症状の経過によっては提携医師と連携して手術も視野に入れた判断も可能です。
ジョーンズ骨折が改善するまでの期間は?
骨癒合のしづらいジョーンズ骨折では、
平均で6〜8週間の固定期間が必要になります。
スポーツ復帰までは3か月〜半年程度を要するケースもあります。
以下の要素によって回復期間は前後します。
骨折の程度(ずれの有無)
初期の固定が適切に行われたかどうか
患者様自身の体質(血流・骨密度など)
再発を防ぐための生活習慣の見直しができているか
当院では、ただ痛みを取るだけでなく、
「どのタイミングで競技に戻るか」「日常生活への復帰の目安」など、
段階ごとにわかりやすくお伝えし、患者様と二人三脚での改善を目指しています。
ジョーンズ骨折は“見逃されやすく、治りにくい”ケガです。
しかし、正しい判断と施術によって、再発や後遺症を防ぐことも十分に可能です。
「足の小指の付け根が痛い」「捻挫だと思っていたがなかなか治らない」
そんなお悩みがある方は、早めに当院までご相談ください。











