TFCC損傷の原因と治し方とは?|堺市南区のはやし整骨院
2025年10月27日
■TFCC損傷とは?
手首の小指側に痛みが出る場合、「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)」の可能性があります。
TFCCとは、手首の小指側にある軟骨や靭帯の集まりのことで、手首の動きを安定させる重要な役割を持っています。
堺市南区のはやし整骨院・鍼灸院にも、泉北ニュータウンや栂・美木多、光明池、泉ヶ丘から
「手首の痛みが長引く」「動かすと小指側がズキッと痛い」という症状で来院される方が多くいらっしゃいます。
TFCC損傷は、スポーツ・仕事・日常動作など、どんな人にも起こりうる手首のトラブルです。

■TFCC損傷の原因
TFCC損傷の主な原因は以下の3つです。
① 手首の使いすぎ
テニス・ゴルフ・野球・バドミントンなどのスポーツでは、手首をひねる・捻じる動きが多く、
これが繰り返されることでTFCCが摩耗し、損傷が起こります。
② 転倒などの外傷
転んだ際に手をついてしまい、手首に強い衝撃がかかると損傷することがあります。
③ 加齢や退行変性
年齢を重ねることでTFCC自体がすり減り、日常生活の動作でも損傷が起きやすくなります。
■TFCC損傷の症状と重症度チェック
TFCC損傷の特徴的な症状には以下のようなものがあります。
手首の小指側がズキズキ痛む
ドアノブを回すと痛い
手首をひねる動作で強い違和感
手をつくと痛みが走る
このような症状が2週間以上続く場合、自然治癒は難しい可能性があります。
軽度の場合は、安静やテーピング、サポーターでの固定により改善が期待できますが、
中~重度の場合は、放置すると手首の不安定感や変形につながるリスクもあります。
■TFCC損傷は自然治癒する?
軽度のTFCC損傷であれば、安静と固定をしっかり行うことで自然治癒するケースもあります。
ただし、痛みを我慢して使い続けたり、湿布だけで済ませてしまうと、
軟骨や靭帯に負担がかかり続け、治らない状態に進行してしまうこともあります。
「一時的に痛みが引いたけれど、また再発する」という方は、
根本的にTFCCが治癒していない可能性があります。
■セルフチェック方法
ご自宅でできる簡単なチェック方法をご紹介します。
手首を小指側に軽く曲げる
その状態で反対の手で押さえる
小指側の関節に痛みや違和感があるか確認
痛みが強い場合は、TFCC損傷が疑われます。
そのまま放置せず、早めに専門家の診察を受けましょう。
■サポーター・テーピングの重要性
TFCC損傷は、手首の安定性を保つことが回復のカギです。
堺市南区のはやし整骨院・鍼灸院では、症状の重症度に応じて
サポーターやテーピングを使い分け、無理のない固定を行います。
特に仕事や家事で手を使わないわけにいかない方には、
日常生活で外せるタイミングも考慮したケアを提案しています。
■手術が必要なケース
保存療法(安静・固定・施術)でも改善しない場合、
損傷の程度によっては手術が検討されることもあります。
ただし、すべてのケースで手術が必要というわけではなく、
多くの方は早期の施術と適切な固定で回復が見込めます。
はやし整骨院・鍼灸院では、手術が必要な状態かどうかも含めて
病院との連携や紹介も行っています。
■TFCC損傷のセルフケア
症状が落ち着いてきたら、再発防止のために以下のセルフケアを心がけましょう。
手首を無理にひねらない
ペットボトルのキャップを開ける・雑巾を絞るなどの動作は控えめに。冷却と温熱を使い分ける
痛みが強いときは冷やし、慢性的な違和感には温めて血流を促します。手首のストレッチと筋トレ
痛みが落ち着いてきたら、前腕の筋肉をほぐすストレッチが効果的です。
■まとめ
TFCC損傷は軽視されがちですが、放置すると慢性化し、手首を動かすたびに痛みが出るようになります。
「自然に治るだろう」と我慢せず、早めの対処が大切です。
堺市南区のはやし整骨院・鍼灸院では、手首の痛みの原因をしっかり見極め、
症状の重症度に応じたテーピング・サポーター指導・リハビリまで行っています。
泉北ニュータウンや栂・美木多、光明池、泉ヶ丘など、
周辺地域からも多くの方にご来院いただいております。







