シンスプリント
- すねの下の方の内側を押すと痛い
- 安静にしていても痛みを感じて、歩けなくなる
- すねの内側が腫れている
- 走り終えた後に歩くのも辛い痛みが出る
- 朝起きて動き始めが特に痛い
シンスプリントで
お困りの方は堺市南区のはやし整骨院へ!!
シンスプリントとは?
シンスプリントは、「脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)」とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)にくっ付いている骨膜(≒筋肉)が炎症している状態です。
シンスプリントが起こりやすい人って?
➀長く走る(マラソン等陸上選手、サッカー選手)ジャンプが多い(バスケ、バレーボール選手)等のスポーツを熱心に行っている選手
②中高生
中高生になると、急に練習がハードになってくることから発症の確率が高く見られます。
③急に激しい運動を再開した成人④
④シーズン初期の競技者
⑤足のアライメント(骨や関節の形)に異常がある
いずれの場合もシンスプリントは“長く走るスポーツ”をする人に起こりやすく、陸上競技以外にもサッカーやバスケットボール、女子の場合にはチアリーディングやエアロビクスで多くなっています。
また、シンスプリントは偏平足(土踏まずがない)や回内足(かかとが内側に傾いている)など足のアライメント異常がある場合にも発症しやすい傾向があります。
シンスプリントの原因は?
シンスプリントの直接原因は、すねの骨に繋がっている骨膜(ひらめ筋などの付着部)への過剰な負担、つまりオーバーユース(使い過ぎ)です。
さらに次のような要因が重なると、脛骨骨膜に過剰な負担がかかり炎症を起こすため、腫れや痛みが生じます。
要因①:運動量や質の急激な変化
ランニングの量や質など運動内容が急激に変化することで、すねの骨に付着している前脛骨筋やひらめ筋など、ふくらはぎ周りの筋肉を使い過ぎてしまうことがあります。
特に新人選手(初心者)や久しぶりに運動を再開した人の場合、くるぶしなど足関節の柔軟性が低いことや下腿(膝からくるぶしまで)の筋力不足もあり、トレーニングの疲労が蓄積した頃にシンスプリントを発症しやすくなります。
また、競技者でも同様にシーズン初期や走り込みの時期などに発症リスクが高くなります。
要因②:足のアライメント(形)異常
偏平足・回内足(シューズの内側がすり減る)などの足のアライメント(形)に異常がある人は、すね周りの筋肉に過剰な負担がかかるので、炎症を起こしやすく、シンスプリントの発症リスクが高くなります。
要因③:運動環境
他にも、次のような運動環境がシンスプリントを引き起こす誘因になります。
- 足の疲労による衝撃緩衝機能の低下
- 固いグラウンドや路面、平たんではない道路での練習
- すり減ったかかとやクッション性の悪いシューズの使用